先日のレースの疲れが、思いっきり残ってますが ((((((^_^;)今日は、予てよりご要望のあった、、エンズンの燃調について少し・・・・・
燃調は、エンジンの特性やマフラー、プラグ、クラッチのセッティング、、
はたまた、コースによって変わってきます。
エンジンによっては、午前中と午後でも変わってくる場合があります!
当然、季節によっても・・・・・・・
まず、エンジンの燃調を合わせる部位は、、、、
ここでは、一般的に使われている名称で説明しますです!
メイン: ニードルバルブ
ミドル: 中域調整バルブ
スロー: メータリングバルブ
アイドリング: アイドリング調整

(アイドルはアイドリングです)メインは、その名のとおりで、これを絞ることによって
全ての域で、混合気が薄くなります。。
ミドルは、中速域を変えたいとき(中間から上への吹き上がり)調整しますが
最近のエンジンでは、付いてないのもあるので敢えて触れません!
スローは、アイドリング状態からの吹き上がりを調整します。
アイドリングは、スロットルオフ時の回転を調整します。
以上、基本的なことなのですが、意外と理解してない方がいるので
しっかり、頭に叩き込んでおいてくださいね (*^-^)ニコ
それでは、基本的な燃調の取り方を!!ベンチで、エンジンを始動して、スロットルを徐々に煽りながらしっかり暖気してから調整します!
まずは、アイドリングから、、オフにした時にエンジンが止まるか止まらないか
ギリギリのところで合わせます!
その状態から、スロットルオンにした時の吹き上がり方をスローで調整します!
吹き上がりが悪いようであれば、スローを絞っていき、まあまあ良い感じだなと
思うところで、アイドリング状態を確認します!
スローを絞ったことで、アイドリングは上がっているはずなので、ここでもう一度
アイドリング調整してください。。
吹き上がりが、良過ぎる場合は、その逆の作業を ハイ(^-^)/
次に、スロットルをハイにした時に、十分に回転しているかどうかを確認します!
十分に回ってない場合は、メインを少しずつ絞っていきます。。
良い感じで、トップの回転が決まったら、スロットルハイから一気に
スロットルオフにして、アイドリング状態でおよそ15秒そのままに・・・・
注:ここで、スロー落ちが悪い場合は、スローを少し甘くします。その後、スロットルオンにした時、若干、かぶり気味で白煙を噴きながら
回転が上がっていけば、ほぼ燃調は合ったと判断できます。
ここで、すぐに吹き上がり高回転域に達するようであれば、、
スローの絞り過ぎが考えられますので、スローを少し甘くしてください。。。
さて、、最終の燃調は、走行しながら合わせます!
実際に走行して、エンジンのフィーリングをみながら2周くらい走ったところで
エンジンの温度を確認します。(大きなコースでは1周走ったところで!)
およそ、90度から100度くらいが目安です!
この範囲であれば、連続走行したときに120度くらいまで達するはずです!
120度くらいであれば、、許容範囲ですので問題ありません。
こんな感じで、燃調は決まると思います ((((((^_^;)
しかし、どうやっても燃調が合わない場合は・・・
プラグを交換してみる!
マフラーを換える!!
ニードル類のOリングを交換する!!
などが、考えられますのでやってみてください!!
また、以前にもこのブログで解説しましたが、、
ニードルの慣らしを敢行してみたくださいハイ(^-^)/
注:ニードル慣らしとは??
メインやスローを、締め込んだり緩めたりしてOリングにあたりを付けること以上、解かり難い点もあるかとは思いますが、参考にしてください!!
では、みなさんが困った時の症状の対処方法を!!上記の方法だと、まず困ることはないかと思いますが・・・・一応ね(*^-^)ニコ
一番多いのは、走行中、スロットルオフにしてもエンジンがケラケラ笑って
スロー落ちが悪い症状かと思われます!?
まず、最初に疑うのは、アイドリングです。
ほとんどの場合、アイドリングを下げるだけで、問題は解決する場合が多いです。
しかし、アイドリング調整で直ったのだけれど、すぐエンジンが止まってしまう!
そんな場合は、、、、
下げ過ぎが考えられますが、
プラグの劣化の可能性も否定できませんハイ(^-^)/
他に、アイドリングを下げたことによって、スローとのバランスで止まってしまうことも・・・
この場合は、スローを少し絞るとアイドリングは安定します!!
スロットルオフ時に、エンストしてしまうことがないように
微妙なところで、アイドリングとスローのバランスを探ってください!
また、当然ですが、スロー及びメインの絞り過ぎも原因のひとつです!
この場合が、甘くすれば良い訳ですが、上記でも述べたように
甘くすることによってアイドリングが下がりますので、
同時にアイドリングも調整してください!!
アイドリングの上げ過ぎに注意です!と、言うことで、、、
エンジンがケラケラ笑う症状が出たとき、皆さんがやる作業は!?
ほとんどの方が、、必ず、スローを甘くします。
すると、先程説明したようにアイドリングが下がるのでエンジンが止まったりします!
で、、アイドリングを上げますよね!!
アイドリングを上げ過ぎると、またケラケラ笑い出します。。。
すると、ここでまたスローを甘くします・・・・・・
これ、悪循環ですね!!
こうなってくると、下と上のバランスは、異常な状態になってます!これでは、迷宮に入り込んでしまい、、まったく判らなくなります!!
そんな状態にならないよう、、上記に書いたように、、
まずは、アイドリングを疑ってください!!
基本的に、燃調を合わせる時は古いプラグを使わず新しいプラグで・・・ネ!燃調は、迷宮に入ったときは、ホント訳が分からなくなるです・・・
それでも、挫けず、、根気よく、焦らず、、、、、です。。。ハイ(^-^)/
まぁ、、こんなとこかと思いますが、
感覚のところは、文章にするのが難しく、わたすの文章力では無理っす(^^;;
なので、異議申し立てのある方は、、、スルーしてください。。
ゴメンm( __ __ )m
それとですね、、、、、
『おまえの言う通りにやって、エンジン壊れてまったがや!!』ってのは、、、
無しね _(^^;)ツ アハ
自己責任でやってくらはい ((((((^_^;)